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新入社員現場レポート



先日、新入社員3名が現場見学を行いました。

建設・土木業界初心者の新入社員に「現場を見て学んだほうがいい」という社長の気遣により実現しました。


現場初心者の3人ですが、安全には細心の注意を払い行ってきました。



この現場は災害により崩壊してしまった護岸を復旧する工事です。




普段は穏やかな川ですが豪雨の時には 水位もあがり、勢いも増します。

そのため水の力に耐えられず崩壊してしまったようです。


このブロック積みですが一段づつ積み上げていく作業です。

現在やっている工区は既設の護岸と現在作業している護岸とで法勾配が異なるためベテランの石屋さんでも大変との事です。

※法勾配(のりこうばい)とは、護岸や堤防の斜面の部分の角度の事です。



先に完成した工区の写真がこちら








ブロック積み後に底張り工をやって完成です。

もう少しで完了します、天候に恵まれることを祈ります。







本日2つ目の現場は道路の改良工事です。

新設で道路を作っていく現場になります。

現在作業している内容は水路側溝の据え付けです。

普段何気なく目にする側溝ですが・・・



底が無いんです。


これは自由勾配側溝と言って、底部にコンクリートを打設することで勾配を自由に変化させることができます。水の流れを逆方向に変化させることもできる側溝と教わりました。


そしてこれを・・・

ずれが無いように据えていく。

これもかなりの技術が必要になる作業でした。



現在、この作業をより効率的にサポートしてくれるのが

自動追尾型のトータルステーション(光学式測量機)






正確に側溝の据え付け位置がわかるようにサポートしてくれます。


その結果、こんなにきれいなカーブを描く側溝が完成。








この現場、施工延長が長いので完成までにはもうしばらくかかりますが、その分完成した道路を見るのが楽しみです。

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